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執筆者の写真宏道会案内人

「法定」は、人間のギリギリのところを形(かたち)に表したもの 小川忠太郎先生剣道話(30)

小川忠太郎先生剣道話(30)~「法定」は、人間のギリギリのところを形(かたち)に表したもの~



疲れてきて正確に面を打とうとすると、自然に法定の形の「努力呼吸」になる。 全力を出すとそうなる。 法定は、人間のギリギリのところを「形」に表したもの。 普段はそこまで行かない。10の力の6つぐらいしか出ていない。 ギリギリのところでは、10の力の全部を出さねばならない。 その時は、呼吸が大事。「ハーッ」と。 切り返しでも、そこのところを稽古しなくっちゃ。 一所懸命に数をかけて、この最後の「面」のところを本当に全力を出して「ウーン」と。 ここをしっかりやる。この技がもとになる。 昭和55年5月 (『小川忠太郎先生剣道話 第一巻』より) タイトル、構成…栗山令道

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