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宏道会春稽古 気合いの入った声を出す!

平成27年3月26日(木)から28日(土)までの3日間、早朝5時半から6時50分まで、宏道会恒例の春稽古がおこなわれました。 参加者は総勢29名、うち20名が3日間皆勤しました。子どもから大人の会員まで、眠い目をこすりながら、夜明け前の剣道場に集合。静座を20分間したあと、朝の挨拶を元気よく交わして、宏道会の目標を唱えます。 「正しく! 楽しく! 仲よく!」 今回の春稽古の目標は「気合いの入った声を出す」。K兄弟の息の合った号令のもと、まず準備体操から。続いて整列して、一人10本ずつ大きな声で数えながら、100本素振りをしました。 続いて、竹刀を木刀に持ちかえ、栗山師範の指導のもと、直心影流「法定の形」稽古。今回は季節にあわせて、一本目の「春」を3日間で打てるように呼吸法、運歩、打ち込み、そして諸腕試しまで修錬しました。 朝日を呑みこむようなつもりで大きく息を吸い、ぐっと呑みこむ。肚(はら)まで、そしてそこから踵まで呼吸を下げる。余計な念慮をすべて断ち切って、三昧になりきる。次第に身体がポカポカしてきます。 20分間の法定の形稽古のあとは、全員で切り返し。手にする竹刀は刀のつもりで、刃筋正しく、気合いの入った声を出す。小学1年生のT君もおかあさんといっしょに早起きしてよくがんばりました(*^_^*) 春稽古は、受験や就職活動などでしばらく稽古から遠ざかっていた人たちをカムバックさせる目的があって始められたものだそうですが、それぞれ進級、進学、新天地での飛躍を期して、稽古に打ち込んだ分だけ何か得るものがあったに違いありません。 整列して「五戒」を唱えていると、道場正面に掲げる小川忠太郎先生の顔写真が、にっこりと微笑んでおられるように感じました。 終わりの挨拶で佐瀬師範より「今夜は日暮里の擇木道場で小川先生の『剣道講話』を勉強する会がありますので、宏道会のメンバーはそれぞれ工夫して時間を作ってできるだけ参加するように」と、次なる課題をいただきました。 稽古後、知韻さんの作った豚汁が美味しく、心も体もぽっかぽかになった春稽古でした。 剣外 拝



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