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宏道会(人間禅附属剣道場) 稽古日誌

執筆者の写真: 宏道会案内人宏道会案内人

毎週水曜日の夜は、18時30分から宏道会の自主稽古がある。 この日、私は残業をしないと決めている。 帰りの電車の中では、稽古の目標を決め、各種イメトレ。 18時40分過ぎに道場に到着し、19時まで静坐。 静坐中は、気を下に落としたいが、気が散ってしまいアレアレと思うこともしばしば。 静坐の後は、参加者全員で宏道会 目標を唱える。 「正しく・楽しく・仲良く」 この辺りから、気合が入ってくる。 宏道会に入って、剣道をはじめた。 45歳ではじめ、おおよそ2年になる。 習いはじめた頃は、足や腕の動きがわからず四苦八苦。 両肩に力が入り、身体はガッチガチ。 子供の頃から、かなりの不器用でリズム感がない私は、 フォークダンスの覚えが人よりえらく遅かったことを思い出す。 先ずは、小野派一刀流の形稽古。 一本目は、一ツ勝。 先生は、雄大な気持ちで、車輪前転、捨て身で、腹をくくれ!と言われるが、上手にできない。 しかし、稽古の甲斐あってか最近少しうまくできるようになってきた。 さあ、打ってみろ!捨て身だ!と言う気迫で臨むと、相手の姿が以前より見えてくる。 身体の力みも、自然に取れてきたような気がするが、まだまだ稽古が足りない。 小野派一刀流の稽古の後は、竹刀を使った防具稽古。 先生は、切り返しの時に”面・面・面・面・面・面…”と気をつなぐように言われる。 自分自身が”面”になりきることだ! 持った竹刀は真剣なので切る、切った後、気を下げろと言われる。 なるほどと思うが私の場合、切るより叩くに近い。 切り返しを何往復もしていると、息が急激に上がる。”もう終わりかな?もう駄目だ〜”と弱い気持ちが出てくる。 先生は、そこからが大事、本当の稽古、全力を出し切れと言われる。 しかし、どうしても自分に限界の壁を作ってしまう。 鉄腕アトムの冒頭の歌詞を変えて”限界を超えて~”と歌っていたスポーツチームがあった。 自分の限界を、一歩ずつ超えていくことが、なにより大事だ! これは、今年の宏道会の目標である「稽古をして自分の全力を観る。」に通じる! 切り返しの後、かかり稽古、地稽古と続き激しさが増してくる。 稽古の終わりに全員で「五戒」を唱える。 一、嘘をついてはいけない。 一、怠けてはいけない。 一、やりっぱなしにしてはいけない。 一、我儘してはいけない。 一、ひとに迷惑をかけてはいけない。 私は、毎回この言葉が心に響き、自分の思いや行いを見つめ直す。 そして、静坐をする。 このひと時は、とても清々しい。 先生は、全身の血が入れ替わったようだと表現される。 私もその通りだなと感じる。 稽古は、20時30分に終了。 充実した一日を過ごせたことに感謝しつつ、家路につく。 水曜日の夜の自主稽古は、一日の仕事を終えた大人たちが共通の目的を持って 集まり、全力を出し切る。道場全体に気合が満ち、他の稽古日とは違う雰囲気がある。 平日の夜に、こんな経験は他の場所ではまずできないだろう。 私は、宏道会に出会えてよかった。 宏道会の先生方をはじめ会員の皆様 本当にありがとうございます! 光舟拝

 
 
 

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