梅雨空の雨に濡れて、色濃く映える紫陽花。 花の色の移ろいから、【紫陽花のほんね探れぬ七変化】(萩谷喜久江)などと言われながらも、花を打つ雨の感触を歌うように咲いているようにも見える。 だが、そんな紫陽花好きな大人たちを「グッ…」と参らせる〝愛らしい事件″が先日起きた! それは私の整体に通うご婦人から伺った3歳になるお孫さん(女の子)のお話。 ご婦人の娘さんと一緒にお孫さんが幼稚園に向かう時のことだった。雨に濡れた紫陽花を見た3歳のお孫さんが、「お花がカワイソウ」と、何とハンカチで紫陽花を拭いていたという…… 拙庭にある10数種類の紫陽花のうち、早くも8種類ほどが花を染め始めた。
写真は左から、スミダノハナビ、アオガクアジサイ、ダンスパーティ、フジノタキ 徳利山 盃
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