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執筆者の写真宏道会案内人

1年で4段の実力 小川忠太郎先生剣道話(23)

小川忠太郎先生剣道話(23)~1年で4段の実力~

この間、船岡さんが『五葉』に剣道の事を書いているね。 長野さん(*後の宏道会師範、人間禅師家)と一緒に4人で、たった1週間に1回1年やっただけなんだ。 「五葉会と剣道」という題で船岡さんが書いている。 読んでごらんなさい。それが非常に為になったって書いてる。 参考になるよ。同じようなやり方(*宏道会でのご指導と)でやったんだから。 私に会った時も言っておった。「非常に為になった」と。 基本、切り返し、掛かり稽古、一刀流の形。 長野先生も何かに書いていたんじゃないか? 「海軍兵学校の稽古は荒かったけれども、私(小川先生)の稽古は比べものにならなかった」と。 その代わり為になる。10人で始めて残ったのは4人。 たった1年やっただけで、しばらくして地方の4段の者とやって互角に使えた。 地方の人は4段になるのに4年も5年もかかる。 長野さんと佐藤さんが学生の時にやってきて、剣道を教えてくれと言った。 止めなきゃ教えてやろうということで始めた。 昭和55年4月 『小川忠太郎先生剣道話 第一巻』より タイトル、抜粋、*印注…令道

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